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Musashi's Blog

月2回お届けするMusasshiの撮影日記です

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無力感(5月その2)

ベニバナヤマシャクヤクを見に行きました。いつものところは花が一つだけ咲いていて、他にはつぼみも見当たりません。もう一つの場所は、つぼみをつけた株はかなりありましたが、みなつぼみの状態で一番開花に近いのが二枚目の画像です。
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それはさておき、たまたま土曜日のせいだったのか、お会いした方のお話でワニグチソウが減っているということをお聞きしました。私たちが知っているところも数年前から同じような状況だったので、興味を持ったのですが、どうも盗掘などではなくて自然環境の変化によるものかもしれ無いような感じもします。そうなると手も足も出ないことになってしまいますね。
と。このようなことを考え出したのは次のような光景にぶつかったからでした。
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どうやら動くことのできない子鹿のようです。その場ではどうすることもできないので引き上げましたが、翌日の朝あろ機関にお電話してみました。結果的には、害獣なのでそこも何もできないということで、そういう事情はよくわかるのですが、なにかしら無力感に襲われてしまったのでした。

話を元に戻して、この期間に出会った花たちの紹介に移りましょう。
いつもの通りまずはラン科から。
ジガバチソウ
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ササバギンラン
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サイハイラン
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ヒトツボクロ
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その他の花
ミヤマコナスビ
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クジュウナミキ
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ミゾホオズキ
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ワニグチソウ
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海辺では
ハマウツボ
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イチヤクソウ
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| 野草 | 10:40 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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新顔登場(5月その1)

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今回は久々のニューフェイスが登場しますが、その前にサクラソウの群生です。この時期何度かこの道を通っていたっはずなんですが初めて気がつきました。この日は他の場所でも見ていたんですが、ここのが印象深かったのでトップの画像にしました。

さてニューフェイスの最初はホザキキカシグサです。2,3年前から大体の場所はわかっていて一度行かないとと思っていたんですが、ようやく行くことができました。現地に行ってみると想像以上に沢山咲いていましたが、何分草の間に埋もれるように咲いているので写真写りの悪いこと。
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もう一つはツクシチャルメルソウ。ここのところチャルメルソウ類を見ると確認していたんですがなかなか確実なものに出会えなかったのです。それで、思い切って少し遠出をしてみました。残念ながら花は完全に終わっていましたが、次に出かけるときが楽しみとなりました。
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続いてはエビネ祭りです。
まずは大将格のサルメンエビネ。
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そして、色違いのエビネ3種。
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こちらは唇弁にすこーしピンクが入っています。

そのほかの花たちです。
まずはラン科から行きましょう。
ギンラン
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続いてカヤラン。
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ラン科以外では、まずハルノタムラソウ。
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ホソバノアマナ
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エヒメアヤメ
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カイジンドウ
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| 花+トンボ・チョウ | 15:16 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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遅すぎたり、早すぎたり(4月その3)

花の咲いてる時期の見極めは難しくて、特に今年のように暖かい気候になると早いだろうなとは思ってもどれくらい早いかは検討もつきません。まして、花を見たことのない場合はネットなどで調べてはみるものの、満足できる情報にはなかなか当たらないんです。
それで見切り発車で行ってはみたものの残念ながら遅かったというのが今回の事例です。
ウスバヒョウタンボクは果実は見ていたんですが、花は見たことがなく、前回5月には完全な果実となっていたので、今回は早めにと思って出かけたのですが、必死に探した結果、本当に終わりかけの一つを見つけることができました。
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同じようにボロボロノキも。昨年果実を運ぶベニツチカメムシを見ていたところに行ってみたんですが、これも全く同様に最後の2花と思われるのを見ることができただけでした。
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状況は少し違うんですが、これもほとんど最後の1花だったトウゴクサバノオ。
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ワチガイソウもかなり傷んだ花しか残っていませんでした。
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逆に、少し早かったかなと思ったのは
ユウシュンランと
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キンランですが、これはこれで上品でいいかなという見方もあるかなという気もしています。
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早すぎても、遅すぎても、次回のための貴重なデータですから、大事に覚えておかないといけないですね。

そのほかの花たちです。
まずは後半戦に入ったスミレさん達です。
サクラスミレ
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アカネスミレ
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コミヤマスミレ
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スミレ以外の花もありますよ。
ヤマシャクヤク
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サクラソウ
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エビネ(咲き始めの小さいものでしたが、ここでは初めて見ました。)
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チゴユリ
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クロフネサイシン
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シロバナコバノタツナミソウ
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| 野草 | 21:43 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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The 富士山②(4月その2-2)

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ほかにも今回初めて出会ったものがあります。まずはトウカイスミレ。

そしてマキノスミレ。このスミレは以前滋賀県で見たと思っていたんですが、いがりさんにそれはシハイスミレだよといわれたみたいで、はじめてだったのでした。
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ヒメカンアオイ
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ミクニテンナンショウ
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もう一つ、帰化植物なんですが、ウサギアオイという変な名前の植物にも出会いました。ちなみにこの名前は牧野富太郎さんがつけたのだそうです。
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そのほかの花たちです。
カタクリ
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ヒメミヤマスミレ
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ナガバノスミレサイシン
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コガネネコノメ
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ほとんど初めてのところで自分たちだけで探すのは大変なんですが、そのぶんうまく探せたときは達成感があります。
今回は名古屋の弟の家族にも出会えたし、お天気も最後の日の空港への移動中に少し雨が降っただけで、まずまずでした。
これからまた遠出をすることができるかどうかわかりませんが、できるだけ可能となるよう頑張っていきたいと思います。

| 野草 | 16:52 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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